2011〜2013
1970年代後半の嘉手納基地にはF-4の飛行隊が5個もあり、SR-71やSACの部隊の活動も活発だったため、ここで飛行するKC-135A/Qのフライト数も現在とは比較にならないくらい多かった。冷戦が終了し F-15C/Dの数も50機前後まで減って来た今では、KC-135のフライトも少なくなり貴重な被写体である。特に 909th ARSの機数が少なくなって、他の部隊から応援をもらいながら運用しているため、外来や外来風(尾翼などのマーキングだけが異なり 所属は、909th ARSの機体)KC-135Rを撮れるチャンスでもある。
 909th ARSの機数が少ないと言っても、中国情勢や北朝鮮の動向から極東の要石としての嘉手納の重要性は拡大する傾向にあり、海兵隊や偵察部隊の支援も含め、この基地からKC-135が消えることは当面ないと言えよう。(2013年 記)
ここ数年は、嘉手納に各地の給油飛行隊からの派遣応援が多いため ヤングタイガー尾翼(909th ARS)のKC-135Rの機数が減っている。また 80年代では少なかったが、岩国の海兵隊機への給油サービスなども盛んに行われるようになって、専用のブームを付けて飛行している姿も多くなった。
909th ARS
Wings
2011年4月4日  ”ZZ-313"
2011年4月5日  ”ZZ-295"
2013年4月5日  ”ZZ-315"
2011年4月3日  ”ZZ-034"
2011年4月3日  ”ZZ-548"
2011年4月6日  ”ZZ-502"
2012年10月5日  ”ZZ-548"
2013年10月2日 ”ZZ-113”
2013年10月2日 ”ZZ-019”
2013年10月4日13:14分 台風非難で嘉手納を離陸する最後のKC-135R”ZZ-999” 台風23号が10月6日に沖縄本島に最大勢力となって接近することから 10月3日の夜からKC-135は主に横田基地へ避難を開始した。4日のこの機体が最後の機体となった。
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2013年10月3日 ”ZZ-493” 909th SRSの司令官指定機は、この機体に代わっていた。
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